人工芝を敷くのであれば、予算に合う高品質なものを敷きたいと思いますよね。高品質な人工芝とはどのような芝でしょうか。値段や見た目だけではなく、素材やつくり、機能や性能などです。業者なら、施工の品質に当たります。これらを見分けるチェックポイントを紹介します。
人工芝は品質が重要!
人工芝の「品質」と言われても、「どこを見ればよいのか」ということになります。
人工芝がいいものか、粗雑なものかの基準を、価格で見てしまいがちです。価格は一つの目安にはなりますが、高価格なものが、必ずしも高品質ではないことを知っておく必要があります。
また、人工芝が高品質な物であっても、施工がいい加減な場合は本来の性能を引き出せないばかりか、人工芝の寿命を縮めてしまうこともあります。
人工芝を敷く場合には、品質のよい人工芝と品質のよい工事をする施工業者を、見極めることが重要になるのです。
失敗しない!高品質な人工芝の見分け方!
人工芝の品質を見分けるポイントは以下を参考にしてください。実際は、敷く場所や使い方によりニーズが変わります。必要以上に高品質な人工芝がよいわけではなく、自分に必要な要素を見極めて、その中で品質のよいものを選ぶことが重要になります。
ポイント①パイルの素材
家庭用の人工芝のパイル(葉の部分)は、樹脂でできており、主な素材は、ナイロン・ポリプロピレン・ポリエチレンです。
「ナイロン」は手触りがやわらかいのが特徴です。しかし、色あせやすく水分を含みやすいという特徴があります。
「ポリプロピレン」はナイロンより屋外に敷くのには向いています。水に強い特徴があるためです。
「ポリエチレン」は紫外線にも強く、色あせしにくいという特徴があります。水にも強く3つの中では一番優れています。しかし、価格も一番高くなると言えるのです。
しかし、たとえば室内に敷くことを考えた場合は、手触りがよく、価格が安いナイロンの人工芝でもよいのではないでしょうか。やみくもに高品質なものがよいのではなく、ニーズに合った中で高品質なものを選ぶという視点で人工芝を選ぶことも大切です。
ポイント②見極めたいパイルの持続性
人工芝を選ぶ際に、気になるところのひとつにパイルの品質があります。パイルがへたらない人工芝はやはり高品質だといえるでしょう。パイルが抜けたり、パイルが折れてしまったり、寝てしまって起きなくなるようなものは避けたいところです。
そこでチェックするポイントはパイルの本数。高品質なものは1㎡あたり20,000本前後植わっているものです。じゅうぶんなクッション性もあり、パイルが倒れにくいしっかりした人工芝ということができます。パイルが少ないと倒れやすくなり、起きにくいのは想像できますね。人工芝を選ぶ際には、パイルの本数をチェックしておきましょう。
ポイント③:人工芝の裏もチェック
基盤の素材も重要です。
人工芝の裏側になるシート部分のコーティングには、素材は合成ゴムかポリウレタンが主に使われています。耐候性(天気や太陽光など・自然環境に対する耐性)はポリウレタンが優れています。合成ゴムは紫外線や温度により縮みが生じる場合がありますが、ポリウレタンは縮みが少ないのです。しかし、ポリウレタンでコートされている人工芝の方が価格は高くなります。
表から見ると同じような人工芝でも、裏を見ると素材の違いがあり、人工芝の品質に大きくかかわる部分になります。また、人工芝の裏側を見た際には、水抜き穴のチェックも忘れずに、排水に大きくかかわってきます。
ポイント④:人工芝の機能
人工芝の機能は実に多様です。下記の機能を見ると、すべて必要な機能のように思えますね。機能により高価なものもありますので、必要な機能を見極めて選ぶとよいでしょう。
・防炎 | ・抗菌 | ・UV加工 | ・静電気防止 |
・排水(透水) | ・防カビ | ・消臭 | ・艶消しパイル |
・難燃性 | ・形状記憶 | ・耐熱性 | ・断熱加工 |
屋外に敷く場合は、防カビ・静電気防止・UV加工・排水(透水)などの機能は欲しいところです。防炎・難燃性などは万が一を考えると、あると安心できます。
上記のような、必要とされる機能がついた人工芝もやはり高品質なものといえるでしょう。
失敗しない!高品質な業者の見分け方!
ポイント①:見積もり・問い合わせに丁寧に回答してくれるか
業者に依頼して人工芝を敷く際に、業者の対応を確認しましょう。
見積もりを依頼する時点での対応ももちろんですが、見積もりを確認し、不明なことを尋ねた時に、きちんと答えてくれるかなどもチェックしましょう。
見積もりが理解できることはもちろんですが、いい加減な対応をする業者では施工も心配です。きちんと、意思の疎通が取れることは、依頼できるかどうかの第一歩になります。業者はプロ、依頼する側は素人なのですから、わからないことがあって当然です。納得してから依頼しましょう。
ポイント②:アフターケアはついているか
見積もり時に、アフターケアがついているかを確認しましょう。人工芝を敷いたものの、すぐにしわが出たり破れたりなどがおこると、「こんなはずではなかった」ということになります。アフターケアはしてもらえるか、期間はいつまでかをきちんと確認しておきましょう。
また、保証がついている場合は、保証の内容についての確認が必要です。ゲリラ豪雨で芝が浮いてしまったような場合でも、対応できるのかなど、疑問に思うことは聞いておくとよいでしょう。内容がわからないまま納得しないように気を付けてください。
ポイント③:施工場所を見せてもらえるか
業者のサイトを見ると、施工事例を掲載している業者もあります。地域の業者であれば、実際に施工した庭を見せてもらうのもよいでしょう。
業者のおこなう下地の施工が悪いと、芝が波打ったり、浮いたりしています。人工芝の品質によっては、縮んで建物との間に隙間ができる場合があるでしょう。つなぎ目が目立つかなどは施工の丁寧さによって異なります。これらは、見ることができればよくわかるでしょう。
実際に施工した人工芝を、見せてくれるのは業者の自信の表れとも言えるでしょう。
ポイント④:経験と信用・口コミもチェック
一番安心できる高品質な業者探しの方法は、すでに施工して、満足している人からの紹介かもしれません。紹介してくれる人がいない場合は、インターネットで口コミを探してみるのも一つの方法です。
また、地域で長く営業をしている業者なら、経験もありますし、信用もおけるでしょう。業者の対応に納得がいけば、営業実績が長い業者を探すのも、品質のよい業者を見つける方法です。
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まとめ
高品質な人工芝と業者の選び方をご紹介しました。人工芝は、自分のニーズに合うもので高品質なものを選びましょう。素材やパイルの本数は品質に大きくかかわってきます。裏面に使われている素材は見落としがちですが、品質に大きくかかわってきます。人工芝に付加されている機能もさまざまです。価格だけにとらわれず、チェックポイントを抑えて人工芝選びをしてください。
業者選びは、丁寧な信用のおける業者を選ぶこと。長い経験があれば安心して任せることができますね。アフターフォローの確認期間などは忘れずに確認しておきましょう。