都内で校庭が人工芝の学校はどこ?小学校〜高校まで一挙にご紹介!

人工芝 導入

校庭を人工芝にする学校は増えています。特に都内の学校は人工芝の導入が進んでおり、珍しい存在ではなくなりました。それでは、実際に校庭を人工芝にしているのはどんな学校なのでしょうか。本記事では都内で校庭が芝生になっている学校の情報をまとめました。小学校から高校までの情報をまとめているため、ぜひとも参考にしてください。これから学校に人工芝を導入したいと考えている方は具体的な事例をチェックすることで参考になるでしょう。

校庭が芝生の小学校

都内で校庭が芝生になっている小学校をピックアップしました。

  • 港区立笄小学校
  • 港区立芝浜小学校
  • 足立区立弘道第一小学校
  • 江戸川区立西小岩小学校
  • 港区立芝小学校

それぞれの小学校について詳しくみていきます。

港区立笄小学校

港区立笄小学校は東京都港区西麻布3丁目にある学校です。校庭にはロングパイル人工芝が施工されています。面積は約2,000㎡であり、運動場の全面に人工芝が敷設されています。校庭が人工芝になったのは2017年のことであり、10月31日にオープニングセレモニーが行われました。

港区立笄小学校は帰国子女や外国人の児童が多い学校です。そのため、日本語学級が設置されています。児童数が年々増えていて、人気の高い小学校です。

港区立芝浜小学校

港区立芝浜小学校は東京都港区芝浦1丁目にある学校です。積層型学校であり、地下1階、地上9階の構造です。1つの建物の中に小学校として必要な設備がすべて詰め込まれています。校庭は屋上に設置されていて人工芝が敷設されています。人工芝の上には砂場や雲梯が設置されていて、体育の授業で利用可能です。外へボールが落ちないように防球ネットも施されています。他にも、施設内には体育館やプールも備わっています。

足立区立弘道第一小学校

足立区立弘道第一小学校は足立区の弘道にある小学校です。創立されたのは昭和40年であり、長い歴史があります。

足立区立弘道第一小学校の校庭は全面が人工芝になっています。施工されたのは2018年のことであり、面積は3,022㎡です。人工芝の上では体育の授業や運動会、休み時間などさまざまな場面で生徒たちが体を動かしています。

江戸川区立西小岩小学校

江戸川区立西小岩小学校は江戸川区の西小岩に所在する小学校です。校庭グラウンドは人工芝になっています。かつてはゴムフィールドが設置されていたのですが、スポーツ振興くじの助成により2021年に人工芝へと改修されました。人工芝になったことで生徒が怪我をしやすかったことが改善されています。

江戸川区の公立学校としては初めて人工芝が導入された学校です。ミドルパイル人工芝が採用されています。ゴムチップ舗装がされており、安全性能が高いです。

港区立芝小学校

港区立芝小学校は港区芝二丁目にある小学校です。設立されたのは1879年であり、140年を超える歴史があります。人工芝が施工されたのは2021年であり、スポーツ振興くじ助成金によって整備されました。

港区内にある小学校の中で芝小学校は唯一制服を採用しています。近隣には田町駅や三田駅、芝公園駅があり、交通の便が良いです。

校庭が芝生の中学校

都内にある校庭が芝生の中学校は以下の通りです。

  • 私立城北中学校
  • 私立本郷中学校
  • 私立明治学院中学校
  • 私立実践女子学園中学校
  • 葛飾区立大道中学校

都内の芝生を導入している中学校を紹介します。

私立城北中学校

城北中学校は東京都板橋区東新町に所在している学校です。23区内では最大級の広さを誇るグラウンドは全面人工芝となっています。グラウンドの広さは1万1,000㎡であり、2022年に創立80周年を記念して人工芝になりました。人工芝になったことで休み時間に野球やサッカーをして遊ぶ生徒が増えています。

城北中学校には、他にも水深が1.8mもある完全屋内の温水プールがあるのが大きな特徴です。水泳の授業は年間を通して実施され、水泳部は優秀な成績を収めています。

私立本郷中学校

私立本郷中学校は豊島区の駒込にある中学校です。2008年の9月からグラウンドが人工芝になりました。その結果、サッカーやラグビーなどの公式試合が開催されています。グラウンドから中庭までは吹き抜けを通してつながっているのが特徴です。

2021年からは完全中高一貫校になっています。中学校は本中、高校は本高という略称で親しまれています。設立されたのは1923年であり、歴史のある学校です。クラブ活動が推奨されていて、中学では全体の90%以上の生徒が部活動に参加しています。

私立明治学院中学校

私立明治学院中学校は東村山市の富士見町にある中学校です。150周年の記念事業として人工芝のグラウンドが施工されました。面積は約2万㎡であり、全面を人工芝に衣替えしています。

人工芝になったことで、生徒たちは怪我を心配せずに身体を動かせるようになりました。グラウンドで教師の話を聞く際にはお尻をついて座ることができ、休み時間には寝転んでいる生徒もいます。

私立実践女子学園中学校

私立実践女子学園中学校はグラウンドの全面が人工芝になっています。ガーネットが含まれた人工芝であり、風によって砂が舞いにくいのが特徴です。ガーネットを含む人工芝が学校のグラウンドに採用されたのは、私立実践女子学園中学校が初めてのケースとなっています。

私立実践女子学園中学校は完全中高一貫校です。規律正しいのが特徴の学校であり、ルーズソックスや茶髪は禁止されています。

葛飾区立大道中学校

葛飾区立大道中学校は葛飾区の四ツ木に所在する中学校です。葛飾区立大道中学校のグラウンドは全面にロングパイル人工芝のフィールドターフが施工されています。フィールドターフは優れた耐久性と安全性が特徴の人工芝です。人工芝を導入したことで天候に左右されずに体育の授業や部活動ができるようになりました。

校庭が芝生の高校

都内にある校庭が芝生の高校は以下の通りです。

  • 東京都立大泉高校
  • 東京都立駒場高等学校
  • 東京都立向丘高等学校
  • 私立立教池袋中学校・高等学校
  • 私立明星学園高校

それぞれの高校の特徴を紹介します。

東京都立大泉高校

東京都立大泉高校は練馬区の東大泉にある完全中高一貫校です。前身は東京府立第二中学校であり、1941年からの歴史があります。正門から続く道には桜の樹がたくさん植えられており、シンボルとして有名です。練馬百景に選ばれたことがあり、景観が良いことで知られています。

そんな東京都立大泉高校には全天候型の人工芝がグラウンドに敷設されています。竣工されたのは2013年であり、ロングパイル人工芝が採用されています。

東京都立駒場高等学校

東京都立駒場高等学校は目黒区の大橋にある東京都立の高校です。設立は1905年であり、100年を超える歴史があります。広大なキャンパスの中には緑が豊富にあり、普通科と保健体育科を併設している充実した環境です。

グラウンドであるサッカー場兼野球場は全面が人工芝となっています。他にも校内には専用陸上競技場やドーム開閉式の温水プール、2つのアリーナなど体育施設が充実しているのが特色です。

東京都立向丘高等学校

東京都立向丘高等学校は文京区の向丘にある都立高校です。1948年に設立された高校であり、校舎は地上6階建てでエレベーターが設置されています。校舎内の中央部には吹き抜けがあり、光庭と呼ばれています。

体育館とプール、テニスコートといった施設があり、校庭はあまり広くありません。校庭は2017年度に全面が砂入りの人工芝になりました。体育祭を行う際には校庭が狭いため、六義園グラウンドが会場として使用されています。

私立立教池袋中学校・高等学校

私立立教池袋中学校・高等学校は豊島区西池袋に所在する中高一貫校です。男子のミッションスクールとしては日本で最も歴史が古いです。

グラウンドは全面人工芝となっています。他にも50mのコースが6つある温水プールやさまざまな学習施設があり、充実した環境が特色です。

人工芝のグラウンドは陸上や野球、サッカー、テニスなどさまざまなスポーツに対応しています。

私立明星学園高校

私立明星学園高校は三鷹市の井の頭に所在しています。1924年に創立された高校で、自由な校風が特色です。そのため、校則が定められておらず、制服はありません。高校は自主性を重んじており、選択科目の比率が高いです。

グラウンドは全天候型の人工芝であり、安全性が考慮されています。ナイター設備が完備されており、夜でも快適に使用可能です。

まとめ

都内には校庭に人工芝を導入している学校がたくさんあります。近年は学校への人工芝の導入を推進している自治体が出てきており、独自の助成金を用意するケースもあります。これからは、より多くの学校に人工芝が導入されていくでしょう。

人工芝を導入することで、安全性の向上や天候に関係なくグラウンドを利用できるなどさまざまなメリットを得られます。人工芝の導入を検討している方は、実際に導入された事例をチェックして、学校に人工芝を導入する必要があるかどうか考えてみましょう。