はじめに
今、リアルな人工芝が人気です。プロ品質の人工芝や、ホームセンターで購入できるおすすめの人工芝を、特徴とともにご紹介します。また、人工芝を選ぶ際にチェックするべきポイントも合わせて解説します。
今おすすめの人工芝5選!
Grassias TOKYO
ヨーロッパで大きなシェアを誇る製造工場から直輸入された人工芝。FIFA(国際サッカー連盟)の最上級認定「FIFA Quality Pro」から、コストパフォーマンスのよい「FIFA Pretest」を持つ人工芝まで幅広い商品があります。紫外線の影響に対する補償もついているので、安心できるところが大きな特長です。
サッカー場などスポーツ用・個人宅の庭など多様な人工芝の取り扱いがあります。
リアリーターフ 5490円/㎡(1M×10M×40MM)
プロの取り扱いも多いデュポン社のリアリーターフは、ネットショップでも購入できる人工芝です。パイルの長さやカラーで4種類をラインナップ。遮熱・静電気抑制・抗菌・防炎・防カビ・消臭・水抜多孔・UV加工など多くの機能を持ち、湿気に強いウレタンで裏面をコートしてあります。C字型パイルはへたりにくく、つや消しでリアル感があります。個人宅の庭やアプローチ、公園などに適した人工芝です。
カインズ 丸巻リアル人工芝 2280円/㎡(1m×10m×35mm)
ホームセンターカインズの「丸巻きリアル人工芝」は、FIFA認定工場製です。芝丈は20mmと35mmの2種類です。耐候年数は約5年で、購入しやすい価格になっています。見た目はかなりリアル。パイルがV字型に加工されて折れにくく、復元しやすいという特長を持ちます。防炎機能がついているため、万が一の時も安心です。庭や家の周囲の雑草対策やアプローチ周りなども、自然な見た目で美しく整えることができます。
ナフコ 強力リアル人工芝 2480円/㎡(1m×10m×20mm)
ホームセンターナフコの「強力リアル人工芝」は、購入しやすい価格にもかかわらず、耐候年数が約8~10年と寿命が長いのが特長です。芝丈は20mmのみですが、パイルの形状はダイヤモンド型で、リアルな質感と触り心地。裏面の材質はポリウレタンで耐水性がよいため寿命が長いといえます。
FIFA認定工場生産です。
アイリスオーヤマ 国産人工芝 998円/㎡(1m×10m×30mm)
アイリスオーヤマの人工芝は、「敷くだけ」で雑草が生えにくい人工芝です。通常の人工芝にあった水抜き穴をなくし、下地(裏面)に特殊な通水性下地が使用されています。下地に防草シートを敷かなくてもよいというのはDIYで敷きたい方には大きなメリットです。
庭の人工芝の選び方!ポイント5選
① 見た目のリアルさ色
人工芝で気になるのはやはり見た目。一度敷いてしまうと年中その緑の庭を見ることになります。いかにも人工芝という安っぽい緑一色の人工芝より、多色づかいのパイルの人工芝の方がナチュラルです。最近は、天然芝と見間違うくらいリアルなものも発売されています。春色や夏色など色味も異なりますので、自分の好みに合った人工芝を探してみましょう。
② パイルの長さ
パイルの長さは、踏み心地や寝転んだ時の感触に影響します。実際に触ってみてパイルの柔らかさや、クッション感を確かめることをおすすめします。
こどもを遊ばせるときやペット用には30mm~35mmくらいがおすすめです。ゴルフの練習用には15mm~20mmくらいを敷くとよいでしょう。芝丈が短いものは、長いものに比べ、クッション性は劣りますが、掃除が楽というメリットがあります。用途に合った長さの人工芝を選ぶことも大切です。
③ 耐久性
人工芝にとって耐久性は大きなチェックポイントです。たとえば、10年の期間で考えてみると、施工が1度か2度かという違いがあります。
・低価格で耐久性が3~5年の人工芝を2度施工する
・価格は高いが耐久性8~10年の人工芝を1度施工する
どちらがライフスタイルに合うかを考えて選んでもよいでしょう。庭の場合は、こどもが大きくなって庭遊びがなくなったら、芝丈の長いものから短いものに敷き替えるなど計画的に考えることもできます。
④ 機能
人工芝にはさまざまな機能を持つものがあります。代表的なのは、防炎機能でしょう。樹脂製の人工芝の上でバーベキューをしたり、タバコの火がおちたりするのは危険です。そのような時に、防炎機能があると燃え広がりを抑えてくれます。しかし、パイルが熱で縮んでしまうと元に戻すことはできません。人工芝に火気や高熱は厳禁です。
他には、抗菌・防カビ・消臭・遮熱・UV加工などがあります。自分の求める機能を優先して、人工芝を選びましょう。
⑤ 価格
人工芝選びで価格は外せないチェックポイントです。低価格な人工芝なら100円均一にも売っていますが、庭に敷く場合はやはり納得のいく品質を求めてしまいます。値段で妥協して後悔しないように十分検討しましょう。
人工芝の相場は、おおむね2000円/㎡前後から、8,000円/㎡くらいです。
もちろん、相場以下でも自分のニーズに合うものがあれば検討の対象にするべきです。さらに高機能で高級な人工芝であれば、10000円/㎡を超えるものもあります。
予算とニーズがうまく合う人工芝を探すことが大切です。
人工芝を敷設する際はDIY or 業者依頼?
人工芝の施工はDIYでできるならやってみたいという方もいるかもしれません。DIYと業者が施工する場合の、メリットとデメリットを見ていきましょう。
DIYの場合のメリット・デメリット
人工芝を敷く施工は面積や、現在の庭の状況によってはDIYでの施工も可能です。
メリットは、人工芝と資材や道具の購入だけですむため、安くできることです。また、自分で庭をつくる楽しみも味わえます。
しかし、デメリットもあります。整地や防草シートなど人工芝の下地を雨水のための勾配を取りながら、きれいに作る必要があるのです。整地後の地面も固めなくてはなりません。
整地の状態が悪いと、防草シートや人工芝を敷いた後に地面が沈んで、雨が降ったら水たまりができたり、人工芝がずれたりして寿命が短くなってしまうこともあるのです。
ごく狭い面積に敷く場合や、石や雑草がない状態であればDIYにトライしてもいいかもしれません。広い面積や状態が悪い庭の場合は、専門の業者に任せる方が安心です。
業者の場合のメリット・デメリット
業者に依頼するメリットは、早く、きれいに仕上げてもらえることです。また、下地をしっかり作り、防草シートを敷きますので、雑草が生えてくることも少なくなります。勾配が取れているので、雨水がたまって人工芝が浮いてくるようなこともないでしょう。
そして、何よりも大きなメリットはラクなこと。人工芝の施工は、中腰の作業が多く、長時間の作業になると腰が痛くなります。業者に依頼した場合は、見ているだけでどんどん仕上がっていくので体も気持ちもラクができるのです。
もちろんデメリットもあります。自分で敷くDIYとは異なり、施工費がかかり費用が高くなることです。しかし、自分で人工芝を敷いて失敗し、寿命が短くなってしまうより、業者に頼む方が結局はお得かもしれません。
おわりに
おすすめの人工芝の特徴と、人工芝を選ぶ際のチェックポイントをご紹介しました。人工芝を選ぶときには、用途を考えると、自分のニーズが見えてきます。芝丈はとくに注意、35mmの芝の上でパターの練習は無理かもしれません。耐久性や機能などチェックポイントは多いのですが、一度敷いたら数年から10年ほどはそのままです。納得できるものをしっかり選びましょう。
どのような人工芝を選べばいいかわからない、外構ごとに適した芝があるのか知りたいなど、芝に対する疑問やお悩みがあれば、ぜひGrassias TOKYOにご相談ください。