【必見】人工芝っていくらかかる?DIY・業者の場合でそれぞれ解説!

人工芝 メンテナンス

はじめに

人工芝を敷くときに気になるのは費用でしょう。DIYで敷くと、人工芝と資材や道具の購入費用だけで済みます。しかし、業者に依頼する方が一般的に人工芝の寿命が長くなりお得だと言うこともできます。本記事では、DIYと業者に依頼した場合の費用の比較を紹介します。

人工芝の導入方法と、DYI・業者に依頼するメリットを紹介!

人工芝の導入方法

人工芝を平らに敷き、気持ちよく使うためには、下準備をきちんと行う必要があります。

人工芝を敷く前に、地面の整地をします。地面を平らにならし、排水をよくするために勾配も必要です。次に、防草シートを隙間なく敷き詰めます。人工芝の下から草が生えてくるのを防ぐためです。ここまでの下地作りを行ってから、人工芝を敷いていく作業になるのです。

キレイな人工芝には下地作りが大切だと言えます。

人工芝を敷く2つの方法を見てみましょう。

方法①人工芝を購入しDIYで敷く

購入から施工までを自分でするDIYが最も費用を抑える方法です。

ホームセンターやインターネットで購入した芝を、自分で敷いていきます。DIYになれている方ならきれいに敷くこともできるでしょう。初心者さんは狭いスペースで試しに敷いてみるとよいかもしれません。

方法②採寸から人工芝の手配までを業者に依頼

人工芝を取り扱っている業者に人工芝の手配から施工までを依頼する方法です。

人工芝の取扱業者が自社の芝で施工します。高性能な人工芝の場合は、人工芝に合った施工が必要な場合もあります。

DIYの場合のメリット・デメリット

DIYで人工芝を敷く場合のメリット

①施工費用がかからず費用を安く抑えられる

一番大きなメリットは、施工費用がかからないことでしょう。ホームセンターで購入すれば実際に触って感触を確かめられ、予算に合わせた芝選びが可能です。DIYが好きな方であれば、自分の手で庭や荒れ地がきれいになっていくのは満足感もあります。

②スケジュールや変更時に融通が利く

2つ目のメリットは、途中での変更がかなり柔軟なことです。前庭に敷く予定だったが、先に軒下に敷こうという場合などです。また、整地をしている時に花壇を作ろうと決め、先に作ってから人工芝を敷くなど、スケジュールの枠にとらわれないことがメリットと言えます。

DIYで人工芝を敷く際のデメリット

①下地を作るのに技術が必要

人工芝の施工では、下地作りが重要です。地面に勾配をとって平らに固めた上に、防草シートや人工芝を敷いていきます。整地が不十分な場合、人工芝の下に水がたまり、人工芝が浮いてずれる原因になるかもしれません。取り残した石のでこぼこがあると、その部分の人工芝の劣化を早める可能性がありますし、使用時の不快感になります。

②DIYの限界きちんとした施工が難しい

もう一点は、きちんとした施工が難しいというDIYの限界です。人工芝の下から雑草が生えてくるのを防ぐため、下に防草シートを敷きます。防草シートが敷いているうちにずれてしまうと、隙間ができて雑草が生えてしまうのです。

業者に依頼した場合のメリット・デメリット

業者に依頼して人工芝を敷くメリット

①仕上がりがキレイで満足度が高い

業者に依頼した場合はきれいに仕上がることが何よりのメリットでしょう。しっかり整地し、防草シートの重なりや、ピン打ちもプロの技で仕上げてもらえます。でこぼこもなく、長持ちする人工芝の仕上がりとなるでしょう。

②おまかせできるので楽で安心

人工芝の庭が楽に手に入ることも大きなメリットです。業者に依頼すると、人工芝選びのアドバイスから、採寸、必要な材料の量まですべて算出し、施工してくれます。忙しい人や楽をしたい人、どこから手を付ければいいのかわからない初心者の方は業者に相談するのが一番安心な方法といえます。

業者に依頼して人工芝を敷くデメリット

①DIYより費用がかかる

業者に依頼するデメリットは、やはり費用の面でしょう。人工芝代と施工費がかかります。DIYに比べると金額が上がるのはやむを得ません。しかし、長い目で見るとプロの施工は長持ちします。初期にかかる費用と、次回貼り替えまでの年数を考えてみましょう。

②スケジュールの調整が必要

業者に依頼するデメリットは、スケジュールの調整が必要なことです。作業日を決めて、施工場所に不要なものがあれば前もって片付けるなどの、準備も必要になります。一度にきれいになるとはいうものの、DIYに比べ時間を制限されることがあります。

人工芝っていくらかかるの?それぞれの場合で解説!

DIYの場合にかかる費用

人工芝をDIYで敷いた場合の費用はどれくらいかかるのでしょうか。
10㎡(約6畳程度)敷く場合の費用を想定して計算したところ、約23,500~67,000円となります。

人工芝の価格に幅がありますので、どのような人工芝を選ぶかで費用は大きく変わってくるでしょう。また、防草シートにも薄いシートから厚みのある不織布シートなどがあります。人工芝の寿命と防草シートの寿命を考えて、合ったものを選ぶ必要があります。

・人工芝 : 12,000~50,000円 (1200~5000円/㎡[ks2] )
・防草シート : 1,500~7,000円 (150~7000円/㎡)
・ピン・テープ・道具など : 約10,000円

整地作業では、草取りのカマやスコップが必要になるケースがあります。地盤を固めるために必要であればプレートコンパクター(転圧機)のレンタル費用なども別途かかります。

DIYの場合のおすすめホームセンター

①カインズホーム

カインズの人工芝はV字カットで、へたりにくいのが特徴。見た目がリアルで人気があります。10㎡で17,800円~(1780円/㎡)と安価で、耐用年数は約5年と明記されているのが、かえって安心感を誘います。ホームセンターですので、防草シートなど必要なものが一か所で揃うところが便利です。

②コーナン

オリジナルの人工芝はガーデンターフ[ks4] です。ガーデンターフには、防草シート一体型の人工芝もあります。防草シートに敷きシロがあり、人工芝をピッタリ敷くと自然に防草シートに重なります。雑草は隙間から生えてきますので、誰でもうまく敷けるDIY向きの商品です。価格は10㎡で21,780円(2,178円/㎡)。ピンや必要な道具も販売されています。

業者の場合にかかる費用

業者に依頼した場合は、人工芝代の他に、施工費用が必要です。

業者に依頼した場合、10㎡あたりに人工芝を敷いたときの費用は、一般的に81,500~142,000円[ks5] ほどになります。業者による施工費の違いと人工芝の価格が大きく影響してきます。

・人工芝 : 25,000~50,000円 (2500~5000円/㎡ )
・人工芝施工費 : 30,000~60,000円(3,000~6,000円/㎡)
・防草シート : 1,500~7,000円 (150~7000円/㎡)
・防草シート施工費 : 15,000円(1,500円/㎡)
・ピン・テープなど : 約10,000円

業者に見積もりを取る際には、整地作業と防草シート施工費がどうなっているかの確認が必要です。施工場所の状況により、整地に追加の費用がかかる可能性があるかなどは最初に確認しておきましょう。

業者に依頼する際のおすすめ業者

①Grassias TOKYO 

ヨーロッパで流通している人工芝を直輸入し、販売施工している業者。サッカー場などのスポーツ施設向きの人工芝から、庭用のパイルの長いラグジュアリーな人工芝までを取り揃えています。取り扱いの芝は、スペインのメーカーのオリジナルデザインで高品質。比較的安価という大きなメリットがあります。

Grassias TOKYO

②芝人 

人工芝の価格は高め(4,000~15,000円)だが、全国にフランチャイズ展開しており、先進的な芝を販売施工している業者。緑色だけでなく、グレーやブラウンの人工芝もあり庭をデザインできる楽しさがある。

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手入れに関する費用

人工芝は難しい手入れは不要で、掃除とパイルを起こす作業くらいです。

普段の掃除は、掃除機でゴミを吸うかほうきで掃きます。泥がついたり食べ物などを落として汚れたりした時は、水洗いや中性洗剤で洗い流しましょう。

パイル(人工芝の葉の部分)が寝てしまった時は、デッキブラシで逆毛を立てるようにパイルを起こす作業をしていきます。

手入れに関する費用[ks9] は、ほとんどかからず、デッキブラシ代の2,000円/本程度が、手入れに関する費用になります。

おわりに

人工芝を敷く際の費用について紹介しました。DIYと業者に依頼した場合のメリット・デメリットを考え、自分にピッタリの芝の敷き方はどちらか考えましょう。人工芝はここ10年程でとても進化しています。ホームセンターなどで実物を触ってみたり、業者に問い合わせてサンプルを取り寄せてみたりなどしてもよいでしょう。

我が家に人工芝を敷くには、どれくらいの費用が必要か、一度計算してはいかがでしょうか。