【導入者向け】小学校向け遊具の一覧からメンテナンス/費用を一挙ご紹介!

小学校 遊具

小学生向け遊具は遊ぶという目的だけではなく、学習指導要領が求める運動をいろいろと学ぶことができます。

特に最近の子どもの体力・運動能力の低下は課題になっています。小学生向けの遊具は、小学生の多様な運動や複数のスポーツにつながります。

休み時間には子どもたちが自発的に校庭に集まり、運動や遊びからコミュニケーション能力を引き上げるツールにもなっています。

ここでは、子どもたちがスムーズに遊びに参加できる休み時間を提案できるような小学生向けの遊具やその設置手順までを紹介していきます。導入をお考えの方には必ずためになる情報が詰まっているので、ぜひ最後までご覧ください。

小学生向け遊具を一覧でご紹介!

ここでは、学校で設置されている小学生向けの遊具を紹介します。

3間中鉄棒

価格約130,000円
対象年齢3~6歳、6~12歳
サイズ(素材)落下高さ(1500㎜)高さ(1100、1300、1500)
特徴幼児から小学生向けの鉄棒
仕様利用等により発生するくぼみ防止に、ゴムマットの敷設を推奨搬入・組立・据付・基礎費用は別途必要

鉄棒で身につくこと

  • 自分の体を支える筋力がつく
  • 平衡感覚やバランス感覚が身につく
  • 背筋が伸びて姿勢が改善される
  • 反射能力や自己防衛能力が鍛えられる

ウマトビ

価格約100,000円
対象年齢6~12歳
サイズ(素材)700mm、ゴムチップ材
特徴運動遊具として校庭に複数並べて設置をお勧め 
仕様複数設置する場合は、安全領域の設定が異なる

ウマトビで身につくこと

・平衡感覚やバランス感覚が養われる

・ジャンプ力が身につく

・跳び箱ができない子供は練習ができる

・成長期に必要な下肢の筋力が鍛えられる

山型雲梯

価格約330,000円
対象年齢6~12歳
サイズ(素材)落下高さ 2120mm横架材 φ27.2
特徴誰もがついついチャレンジしてみたくなる雲梯腕力や腕力はもちろん、身体能力全体を養う効果が高い遊具
仕様搬入・組立・据付・基礎費用は別途必要です。

山型雲梯の身につくこと

  • 始まりから終わりまでやり切る精神力を鍛える
  • 向上心を養う
  • 腕の筋力が付く
  • バランス感覚が鍛えられる

クライム(10人用のぼり棒)

価格約430,000円
対象年齢6~12歳
サイズ(素材)落下高さ 2500mm
特徴大勢で一度に遊べるのぼり棒 
仕様搬入・組立・据付・基礎費用は別途

クライムで身につくこと

  • 脚や腕だけではなく体全体の筋力がつく
  • 持久力がつく
  • リズム感や瞬発力がつく
  • 裸足で登る器用さ

単列シーソー

価格約430,000円
対象年齢6~12歳
サイズ(素材)落下高さ 860mm座部 ヒノキ180×60
特徴大勢で一度に遊べるのぼり棒 
仕様搬入・組立・据付・基礎費用は別途

シーソーで身につくこと

  • リズム感覚が身につく
  • バランス感覚が養える
  • 握力・腕力・背筋・腹筋・脚力が同時に鍛えられる

ジャングルジム

価格約700,000円
対象年齢6~12歳
サイズ(素材)落下高さ 2280mm横架材 φ27.2
特徴高いところから眺めたり登ったり降りたり運動能力を養う 
仕様搬入・組立・据付・基礎費用は別途

ジャングルジムで身につくこと

  • 筋力が身につく
  • バランス感覚が身につく
  • 柔軟性が養われる
  • 判断力・想像力達成感など知育面でも成長できる

2人用ぶらんこ境界柵

価格約160,000円
対象年齢6~12歳
サイズ(素材)接合部 アルミ鋳物
特徴大型2人用ぶらんこの大きさに合せた境界柵 
仕様搬入・組立・据付・基礎費用は別途

ぶらんこで身につくこと

  • 腹筋・背筋・腕の筋力が身につく
  • 体幹が養われる
  • 平衡感覚・バランス感覚が養われる

小学校向け遊具を選ぶ基準とは?ポイントをご紹介!

小学生の遊具を選ぶポイントとして、「外遊びの重要性」というものがあります。幼少期(そして小学生以上も)における成長において、狭い室内ではなく、外に出て、様々な世界を見て、触れて、感じることは、先生が何かを伝えることよりも大きなメリットがあります。

子どもたちの健やかな成長という点で、やはり「外でたくさん体を動かして遊ぶ」という点を大事に考えている保護者の方は多いでしょう。

外で遊んで汗をかくことで基礎代謝、体温や血圧の調整能力など自律神経の向上にもつながっていきます。また、遊具を通じてルールやマナーなどを学ぶこともできます。

また、安全性も重要です。安全かつ健やかな心と体を養うような遊具を選ぶのが大きなポイントです。

小学校向け遊具の必要なメンテナンス・費用をご紹介!

小学校向け遊具は安全性を確保することが大前提となります。ここでは、そんな小学校向け遊具の必要なメンテナンスや費用を紹介します。

小学校向け遊具にかかるメンテナンス費

遊具のメンテナンスは、規模によりますが、概ね遊具1基に対し数千円〜10万円程度必要です。また、遊具と設備の点検修理に関して国土交通省の安全確保に関する方針では、1年に1回以上遊具点検するよう通達がされています。

小学校向け遊具のメンテナンスは義務?

遊具の安全確保のために行う安全点検は、学校保健安全法施行規則第 28 条におい て毎学期1回以上、児童生徒等が通常使用する施設及び設備の異常の有無について系統 的に行うことが義務づけられており、必要があるときは、臨時に安全点検を行うものとされています。

遊具のメンテナンスを請け負う業者もあるので、手間を掛けずに安全なメンテナンスをおこなうことも可能です。

まとめ

今回は小学校向けの遊具について紹介してきました。小学校にある遊具は子どもの体の成長だけではなく、コミュニケーションなどの社会性を養うために不可欠であることが分かりました。

また、小学校向け遊具を選ぶ基準は、筋力など体の成長だけではなく、コミュニケーションや協調性などの社会性を学べることと安全性に重点を置いていることも勉強になりました。

メンテナンスは、学校保健安全法施行規則で決められているので、安全面にも気を配ることができ、大きな費用もかからないことや代行業者があるので、遊具のメンテナンスは意外と費用は安くできます。今回の記事を参考に小学校向け遊具選びの参考になれば幸いです。