ベランダに敷く人工芝の選び方でお悩みでしょうか。無機質なコンクリートの床に、グリーンの人工芝を敷けばベランダのイメージは変わります。木製のラティスなどをあしらい、庭のような空間を作ることも可能です。本記事では、ベランダに敷く人工芝の選び方とおすすめの人工芝をご紹介します。
1)ベランダに敷く人工芝の選び方!
人工芝購入前に、ベランダの水はけをチェック!
ベランダに人工芝を敷く場合にまず注意すべきは、水はけです。通常ベランダは、床に落ちた水が排水口のある方へ流れるように、勾配がついています。ベランダの水はけがよい状態であれば、水抜き穴が開いた人工芝を選ぶと問題はありません。
もしベランダの水はけが悪い場合は、水はけのよいジョイントタイプの人工芝をおすすめします。水はけが悪く、人工芝の下が湿っている状態になれば、カビが発生したり、害虫の生息場所になったりする可能性があります。
人工芝を購入する前に、ベランダの水はけの状態を確認しましょう。
ベランダの用途により人工芝を決める
人工芝を選ぶときの大きな基準にパイル(人工芝の葉)の長さがあります。何のために人工芝を敷くかにより、選ぶパイルの長さが異なってくるのです。
例えば、パターの練習をしたいのであれば、パイルの長さは10~15mmくらいのものがおすすめです。
ふんわり感を楽しみたい場合は、パイルが密に植わっている長めのものを選びましょう。35mm40mmであれば贅沢感もあり踏んだ時のクッション性も十分に感じられるでしょう。
直射日光が長時間当たるベランダは、短いパイルがおすすめです。長いパイルの場合は、夏の間、パイルとパイルの間の空気も熱くなり、パイル自体も熱を持ちますのでベランダが熱くなるからです。
ベランダに必要な機能と長持ちさせるポイント
人工芝はさまざまな機能を持ったものがあります。直射日光による色あせを抑えるためのUV加工がされたものや、防炎加工、防カビ加工などがあります。人工芝を敷くベランダがどのような場所かにより、必要な機能も異なって来ますので、購入する際には必要な機能がついているものかを確認しておきましょう。
人工芝をベランダに敷く場合は透水性が重要なチェックポイントです。人工芝の上に水が溜まってしまうことがないように、水抜き穴が空いている、水はけのよい人工芝を選ぶ必要があります。
ロールタイプの人工芝の裏面は、合成ゴムとポリウレタン加工の2種類があります。ポリウレタン加工がある方が価格は高くなりますが、軽くて長持ちしますので選ぶ際の目安にしてください。
2)ベランダ用人工芝を買うなら!おすすめ店舗5選!
タンスのゲン
エクステリア・インテリア・寝具・家電などを扱うインターネットショップです。超高密度な人工芝を買いやすい値段で販売し、人工芝の他に人工木のウッドパネルの取り扱いもあります。ジョイント式のリアル人工芝もありますので、ベランダが狭い場合は検討の対象にしてもよいでしょう。サンプルを500円で取り寄せできるので触って確認できます。
MODERN DECO
インテリアショップであるMODERN DECOは、おしゃれな家具・家電・生活雑貨・人工芝・ガーデンファニチャーを扱うインターネットショップです。人工芝は20mm・35mm・55mmのパイル丈のものが、タイプ・色とも充実して揃っています。ガーデンファニチャーも扱っているので人工芝と一緒に購入して見るのもよいかもしれません。
カインズホーム
インターネットでも、店舗でも購入も可能なのはやはりメリットでしょう。人工芝をはじめて敷く場合は、一度触ってみることをおすすめします。ホームセンターであれば、何種類かの人工芝がありますので、イメージをつかむのに行って実際に見てみるとよいでしょう。資材やガーデンファニチャー・ラティスなど、ベランダに人工芝を敷いた後に揃えたいものもチェックできます。
アイリスオーヤマ
国産の人工芝で、手触りがよく天然芝のような触り心地です。パイルは3色ミックスでリアルな風合いを再現しています。カッターで加工がしやすいのでDIYで敷く際には簡単さが魅力です。ベランダに敷くと、明るい雰囲気を演出できます。
アマゾン
インターネットでの購入の場合は取り扱いの種類が豊富なアマゾンを確認してもよいかもしれません。すでに、購入する芝が決まっている場合や、他との価格比較でアマゾンが安い場合などはメリットがあります。
しかし、アマゾンでは、店舗への質問やサンプルの取り寄せが難しいところが難点でしょう。はじめて敷く人工芝を購入するには不向きですので注意が必要です。
3)おすすめのベランダ用人工芝5選!
タンスのゲン
[1×10m] 10年耐久 リアル人工芝 高密度52万本/
パイル丈25mm、密度52万本と超高密度な人工芝です。耐久年数が10年ですので、長く使いたい場合におすすめです。人工芝の裏側のベース部分はポリウレタンでしっかり加工されています。検査基準は欧州連合のEU基準で科学物質、ホルムアルデヒドの検出がないため安心です。水抜き穴が10cm間隔と狭いところもベランダに向いていると言えるでしょう。
MODERN DECO
リアル人工芝 超高密度+静電気防止タイプ 芝丈20mm 1×10m
パイル丈20mmの高密度(47万本)な人工芝です。20mmの短めのパイルですが、密度が高いため踏んだ時のふかふか感があります。裏面には水抜き穴もあり透水性を確保。ノンホルムアルデヒドであり、検査をして有害物質未検出を確認しているので、こどももペットも安心できます。静電気抑制加工もあるので、バチッ!という嫌な思いはしなくてもすみます。黄味がかったライトなグリーンと深みのあるグリーンの2色を選べます。
国分グリーンファーム
人工芝サラターフ(13mm)
草丈13mmの人工しばです。カールしたパイルのみで構成されているため、芝目がつまりゴルフの練習におすすめできます。10cmごとに水抜き穴が開いており、透水性もよく耐用年数は約7年と長めなのがメリットです。色合いもよく強度があるため、スポーツ時に踏む圧力にも耐える強さを持っています。
カインズ
丸巻リアル人工芝 20mm 1×10m
耐候年数が約5年のカインズの人工芝です。パイルは4色ミックスでリアルな風合いを表現しています。パイルの長さは20mmと35mm、V字加工してあるため、折れにくくへたりにくいのが特徴です。近所にカインズがあれば、店頭で実際に見て触って選びましょう。
ジョイント人工芝 30cm×30cm グリーン
価格を抑えたい場合と水はけが心配な場合におすすめの人工芝です。
昔の人工芝というイメージがあるかもしれませんが、クッション性もあり裸足で歩くこともできます。ジョイントタイプには、リアル人工芝のタイプもあります。価格が高めであることと、敷いたときにつなぎ目が目立つのがデメリットです。水はけを考える場合は検討してもよいでしょう。
おわりに
ベランダに敷く人工芝を選ぶ際のポイントと、ベランダ向きの人工芝のおすすめを紹介しました。1番に考えることは、水はけです。次に、用途と芝の長さ。3番目には機能や、耐久性をチェックしましょう。
コンクリートのベランダは固く、冬は冷たいですが、人工芝を敷くとイメージが変わります。ベランダを楽しみながら有効活用できるよう、ご紹介したチェックポイントを役立ててください。